舞いあがれ 感想

NHKの朝の連続テレビ小説。2022年度後期の作品『舞いあがれ』が始まりました。

主人公の岩倉舞は、小学校4年生になったばかり。原因不明の発熱にみまわれるようになり(『ちむどんどん』の歌子を思い出しますね)、母、岩倉めぐみの故郷である五島に療養に行くことになります。小学校を転校することになりますが、五島の小学校には初日からすんなりと溶け込めたようでした。

めぐみは舞を心配するあまり、舞の行動を暗に制限してしまいがちなのですが、舞の祖母、才津祥子は本人の意思をしっかり確認して、気持ちを汲み取ろうとします。

学校で明日海に行くことになったとき、母まぐみは舞の意思に関係なく参加に賛成しなかったのに対して、祖母祥子は舞本人の口から行きたいという言葉を引き出したシーンがあったのですよね。

その前に、舞がバケツに入ったタコに触ろうとして(少しだけ触れていました)、でもなかなかしっかりと触れなかったとき、めぐみは舞がはしゃいでいると言って制止していたのですが、それを離れたところから祥子が眺めるシーンがありました。

この時点で、めぐみが舞に対して過保護になっているのを感じて、もっと伸び伸びと過ごさせてやりたいと考えていたのだと思います。

一つ一つのシーンの情報量が多く、しっかり見れば、それだけ楽しみが増えていくような作品だと感じています。

音楽の雰囲気もよいですし、オープニングの映像も、私は折り紙が好きなだけに好みでした。

あの飛行機は、一枚折りで作れるものなのか、あるいは複数枚ないと作れないのか。そんなところも気になっています。

幼少期は割とすぐに終わってしまうと思うのですが、主人公が大きくなってもこのままの雰囲気を保ったままドラマが進んでほしいなと思います。

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