TwitterのアナリティクスでエクスポートしたCSVファイルをExcelで開くと文字化けする現象の対応方法を、Excel操作に不慣れな方でも分かるように丁寧に解説します。
なお、本記事はExcelがダウンロードされたWindows PCを前提に書いています。
TwitterのアナリティクスからCSVをエクスポートする方法
まずは、パソコン版のTwitterでデータを取り出したいアカウントにログインします。
画面左の「…」マークをクリックして、
「アナリティクス」をクリックして開きます。
すると、こんな感じで色々な情報が確認できる画面が出てきます。
画面上部のメニューから「ツイート」をクリックします。
すると、ツイートアクティビティの画面になります。右上のドロップダウンのうち、左側で期間を設定し、
右のドロップダウンで「By Tweet」または「By day」のいずれかをクリックするとデータのダウンロードが始まります。
1件1件のツイートについて情報が知りたい場合は「By Tweet」を選択します。「By day」にすると、データが日ごとに集計された状態でダウンロードできます。
しばらく待つと、このように拡張子がCSVのファイルがダウンロードされます。
ところが、このファイルをダブルクリックして開くとデータが文字化けしてしまいます。
TwitterのアナリティクスからエクスポートしたCSVの文字化けを解消する方法
ここから、TwitterのアナリティクスからエクスポートしたCSVの文字化けを解消する方法を説明します。
最も簡単なのは、Excelの機能である「データの取得」を使う方法です。
まずはExcelで空白のブックを新規作成します。
「データ」タブの「データの取得」をクリックします。
「ファイルから」の「テキストまたは CSV から」をクリックします。
「データの取り込み」というウィンドウが立ち上がるので、Twitterからダウンロードしたファイルを選択します。
ファイルが選択できたら「インポート」をクリックします。
すると、このようにプレビューが表示されます。
ほぼ問題ないのですが、ツイートIDの表示がおかしくなっているのが分かります。
「読み込み」をクリックするとそのままデータが読み込まれてしまうので、「データの変換」をクリックします。
このようにデータを変換できる画面が立ち上がり、1列目の項目「ツイートID」が選択されて緑色になっています。
「データ型」が「整数」になってしまっているため表示がおかしくなっています。
ここを「テキスト」に修正します。
「列タイプの変更」というウィンドウが出てきます。これが何かというと、もともとの型(タイプ)をExcelの親切機能によって自動的に「整数型」に変換したのが今の状態なのです。
「新規手順の追加」を選ぶと、
↓
自動変換(整数型)
↓
手動変換(テキスト)
と、不要な自動変換が間に挟まれてしまって、データが欠損する可能性があります。
そのため、今回は「現在のものを置換」をクリックします。
他の列も型変換が必要な場合は、その列のヘッダをクリックして同様の手順で型を修正します。
完了したら、「閉じて読み込む」をクリックします。クリックするのは文字でもイラストでも大丈夫です。
少し待つと、このようにデータが読み込まれると思います。きれいに色分けされていますね。
まとめ
CSVファイルをダブルクリックしてそのまま開いて文字化けする場合、「データの取得」を利用することで本来のデータを表示することができます。
コメント