先日こんな記事を書きました。
今日、同様のフィッシング詐欺メールが届きました。違いは、先日のものは「Vプリカ」で支払わせるタイプだったのに対し、今回はクレジットカード払いになっていることです。
そして、アクセスしたページの中国語味溢れる感じはさらに増していました。
こちらがメールの全容です。メールからしてフォントが日本語ではないですね。
そして、相変わらずメールを送った当日に振り込ませようとしてきます。
「お支払いへ」のリンクをクリックしてみるとこんなページがでてきました。
メールと同じようなことが書かれています。
気になるのは、背景に書かれた説明です。「差押最終通知」の小窓がじゃまで見えにくいのですが、ブラウザのウィンドウ幅を調節してなんとか見ることができました。
気を取り直して「お支払いへ」に進んでみます。
このように脅してきます。「オンライン納付もご利用いただけます」と書かれていますが、オンライン以外は認めない雰囲気が出ています。
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もし最終期限までに納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの債権などの差押処分に着手致します。
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という文言で焦らせようとしていますね。
次のページはカード情報の入力画面となっています。
本当の情報を入れるわけにはいかないので、適当な番号と名義で入力してみたものの
このようなエラーが出て先には進めませんでした。
ということで、前回ご紹介した国税庁メールと同じ送り主なのかは分かりませんが、酷似したメールとフィッシング詐欺サイトのご紹介でした。
このような連絡が来たときは、焦らず税務署に事前に問い合わせれば詐欺だと教えてくださるはずです。期限が当日となっているので焦ってしまうかもしれませんが、「国からの連絡がそんなにギリギリにくるはずがない」という意識を持っておけば大丈夫だと思います。
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